どういう勉強法が最も効率がいいのか?
学生のみなさんは気になりますよね~。
本屋さんに行くと、いろいろな本が出版されています。

『東大式非常識な勉強法』
『カリスマ先生の勉強法』
『青ペン書きなぐり勉強法』などなど。

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しかし結局、こんな結論です。

・反復練習で何度もやる
・一夜漬けのように一点集中でやる
・とにかく長時間やる
・人によるから自分なりの勉強法を身につける
・朝に集中して勉強する
・特殊な記号を駆使して自分だけのノートをつくる
・筆者のマネをして勉強しろ

でもはっきり言って、これじゃ本買った意味ないですw

しかし、おまかせあれ。
実はハーバード大学のおもしろい研究があります。
Peter C. Brown氏らの著書「Make It Stick: The Science of Successful Learning 訳:勉強法の科学」です。
ちょっと紹介いたします。

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1. 反復型学習や集中型学習はいまひとつ。

ほとんどの人は、「反復に次ぐ反復」が有効な学習手段であると信頼している。
しかも社会に広く浸透している。
しかし、1つの物事を学習・習得するには「一心に同じ内容を反復すること」や「同じことを1万時間勉強する」ような一点集中型方法は効果的ではない。
反復型学習・集中型学習への認識には誤りがあり、実は、素早く効果的に知識を獲得するには、向いていない。

なんだって?という結論。
誰だって何度も繰り返すのが大切だと思いますよね。
例えば、こんな。

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こうやって、単語練習している子いますよね。
しかし、効果的ではないそうです。
「反復に次ぐ反復」や「一夜漬け」がダメなら、
どんな勉強方法がベストなのでしょうか?

2. 間隔型学習がオススメ。

異なる種類の練習を一定間隔で行う「間隔型学習」は、メインのスキルを習得するのに、より素早く効果的に知識を獲得することができるやり方だ。
集中型学習は古くから使われている学習方法だが、学習内容を忘れるスピードが速い。
間隔型学習は同一の練習を一定間隔で行うことで、集中型学習より優れた効果を生み、練習量も少なくて済むという利点を持つ。
間隔型学習が効果的な理由は、新しい知識の意味を学習し、予備知識に接続する、というプロセスを数時間・数日の間隔を置いて行うことで、長期記憶の中に知識が埋め込まれ、記憶痕跡が強化されるためである。

図で表すとこんな感じ。
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(たしかに神谷塾長も「すぐ復習するなよ。忘れてきた頃にもう一回やりなさい」と言ってるなあ。。。。)

3. 交互的学習もオススメ。

メインのスキルを習得するため、別の練習を2つ以上組み合わせて交互に学習する「交互的学習」も、集中型学習より効果的な学習方法だ。
実例として、2つの大学生グループに、「くさび形・回転楕円面・球状円錐・円錐の半分」のといった幾何学的な個体の容積を求める方法を教えた。1つのグループは個体の形ごとにまとめて練習問題を行わせ、もう一方には同じ練習問題をバラバラに混同して出題。その後すぐ、練習結果を確かめるテストを行ったところ、まとめて教わったグループの平均正解率は89%に達するが、混同して教わったグループの正解率は60%。しかし1週間後に同じ学生を集めて最終テストしたところ、前者のグループの正解率は20%に落ち込んだが、後者のグループは63%とほぼ同程度を維持していた。

知識同士が結合するイメージ。

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一点集中よりも分散させていろいろやったほうが良いというのはちょっと意外。

(だから昭島学館は一日二教科やるのか。。。神谷先生。。。まさか、ご存知なのかこの実験?。。。どうしよ。。。生徒もみんな知ってるかもなぁ。。。。でも、もうブログ書いちゃったしなぁ。。。ごにょごにょw)

4. まとめ

今回のハーバード大学の研究をまとめると、こうなります。

スキルを習得するには、がむしゃらに同じことを繰り返すよりも、間隔を空けてさまざまな練習を組み合わせて行うのが効果的で、普段の勉強や学習に効果を感じられない時は、「間隔を空ける」「いろいろな分野を組み合わせて学習する」ということを念頭におけば効率的にスキルを習得できる。

学生のみんな。
ぜひお試しあれ。

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