小学校から中学校へ進学するときに、
環境が大きく変わることで
「中1ギャップ」と呼ばれる現象が
起こります。

これに苦しむ子どもたちも
少なくないので、
今回はいろいろなデータとともに
ご紹介いたします。

ヾ(@^▽^@)ノ

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「中1ギャップ」とは、子どもが小学校から中学校に進学した際、新しい環境に適応することができず、その結果、様々な問題が発生することです。

中学校で劇的に変わる学習内容や人間関係などにうまくついていけず、勉強をやる気がなくなったり、中学校生活に積極的でなくなったりすることが代表的な現象です。

こちらをご覧ください。

それぞれ「勉強の意義を感じられない生徒の割合」・「勉強の仕方が分からない生徒の割合」を示したグラフです。

勉強に前向きになれない生徒が、右肩上がりに増えています。

学習面でつまずいた場合、取り戻すのが難しく、入試にも直結するため、お子様の人生に大きな影響を与えてしまいます。

従って、周囲の大人の充分なサポートが必要なのですが、こちらをご覧ください。

保護者の「中1ギャップ」への理解は不十分なのが現状です。

いつくかリストアップしてみましょう。


・勉強面

小学校は『全員に得点させること』をめざし、中学校は『差をつけること』を目的にするテストが行われます。つまりテストの評価方法と目的が違うのです。

こちらをご覧ください。

中学校では生徒間の学力差をシビアに測るテストが行われていることがわかるでしょう。

そして、学習量もぐっと増えます。例えば理科の教科書は、小学6年生の場合190ページですが、中学1年生は290ページと、1.5倍に増加します。その結果、やる量が多くなりますし、授業の進み方が小学校より早くなります。また各教科で担当の先生が違うため、先生との相性も大切になってきます。

そして勉強する科目の変化も「中1ギャップ」を加速させます。つまり算数が数学になって一気に難化しますし、みんなが苦手の英語も登場します。

これらの教科は、中1の内容が、中2・中3に連動しているため、できないと置いていかれ続けてしまいます。

 


・生活面

中学生になると、小学生のときとは比べものにならないくらい人間関係が複雑になります。あの子がいるからあの部活に入りたくない、隣の席の男子を生理的に受け入れられない、自分の不用意な発言のせいで仲間に入れない、などがその典型です。いわゆる思春期というやつで、保護者に対して反抗的にもなりますし、少しずつ自我が芽生えはじめてくるため、

素直に「うん」とは言わなくなります。

そしてご存知の「スマホ問題」もあります。
こちらをご覧ください。

最初のグラフは、仙台市の中学生約2万4000人に対して行われた「仙台市標準学力検査」と「仙台市生活・学習状況調査」をもとに分析したものです。「標準学力検査」は、前学年の学習内容が出題され、基礎知識と応用力を調べるテストで、中1は国語、数学、理科、社会の4教科、中2、中3は英語を加えた5教科が行われました。次のグラフは、2014年4月に行われた全国学力テストの結果とインターネット利用時間調査との関係を東京新聞社がまとめたものです。

どちらにおいても、1日のスマホ使用時間1時間以上で成績が下がると実証されています。

同時に、1日に2時間以上スマホやタブレットを触るネット依存症は、中学生の15人に1人と判明しています。

盛りだくさんですが、ここでさらに部活が始まります。部活は楽しいですから、どうしても勉強より優先になります。しかし勉強と部活の両立ができない生徒はどんどん置いていかれてしまいます。

こうして準備不足のまま「中1ギャップ」にさらされた子供たちは、次のようになってしまうのです。


中1ギャップを解消するために

・勉強面

勉強面での中1ギャップは、新中1の生徒用に2~3月の期間を使って「中学準備講座」をやっている塾に通うことによってかなり解消されます。昭島学館でも、小6のうちから中学での勉強を意識して、スムーズに移行できるようにカリキュラムを組んでいます。

・生活面

「先生。子供に携帯電話をもたせても大丈夫でしょうか?」
「いつごろスマートフォンを買い与えればいいですか?」
高嶋は職業柄、こんな質問をよく受けます。
中学生になると、子どもはスマホを欲しがるでしょうし、もっていないことが仲間はずれの原因になっても困ります。実際に、昭島学館に通っている生徒のうち、中学2年生にもなれば95%以上の生徒がスマホを持っています。しかし一方で、よくないニュースを耳にすることもありますので、子どもにいつごろスマホをもたせるか、これはひとつの大きな問題だと思います。
高嶋の結論はこうです。

家族でしっかりとしたルールをつくれば大丈夫!!

 

(具体例)

■ スマートフォンは母が買った携帯です。それをあなたに貸します。

あなたの物ではありませんから、自由には使えません。

次の約束が守れない場合はすぐに返してもらいます。

1. 塾がない日は19:30、塾がある日は22:00になったら、親に携帯を渡すこと。
2. 面と向かって言えないことは、メールやラインでも言わないこと。
3. 親に見せられない写真やビデオを撮らないこと。
4. 自分の電話番号やメールアドレスを教えたら、相手は誰かを保護者に伝えること。
5. スマホは自分の部屋に持ち込まない。保管・充電場所は居間ですること。
6. アプリのインストール、会員登録をする際は、有料・無料に関係なく許可を得ること。

中1からの成績は、小学生までのそれとは異なり、本人の人生に直結します。また本人にとっては、とても大切な青春時代でもありますので、私たちは何とか両立してあげたく思っています
中1ギャップを乗り越えるのは大変ですが、昭島学館の教師たちはベテラン揃いです。お子様の事で、何か心配なことがありましたらいつでも相談にいらしてください。
次回につづく

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